CCIとは?
CCIは、簡単に言うと「現在価格がその日の高値・安値・終値の平均値の移動平均から、どれくらいはなれているのか」
を表す指標です。
CCIの読み方
図のように-100から0、+100までで表示
される。 RSIと似たように-100以下となれば売られす
ぎ。+100以上 となれば買われ過ぎである。
一般的には±100を基準に買われ過ぎ・売られ過ぎと判断します。
100を上回ったら売り、-100を下回ったら買い、とオシレーターらしく逆張りの指標として使われることが多いです。
CCIはオシレーター系に分類されており、上下を繰り返す動きではありますが、
通常のオシレーター系と異なり上限・下限がありません。±100の外側へ出ればトレンドと予想する方が良いでしょう。
使い方のポイントとしては、
・100を超えたら買いシグナル
・一度100を超えた後に戻ってきて100を割ったら売りシグナル
・200を超えたら逆張りの売りシグナル
・CCIのメリットとデメリット
CCIは、RSIよりも判定速度が速く短期分析の使い勝手がいい。
ただし、現在価格の推移は分かりやすくても全体の流れを
把握 することは苦手なので他のテクニカルで補うべし。
・ダイバージェンス
ダイバージェンスはオシレーター系指標に見られる、
チャートと指標の逆行現象のことです。
CCIでも有効的で、ダイバージェンスが発生したら強い売買
シグナルを示します。
ダイバージェンスを探すには、
「チャートとCCIそれぞれの上値と上値」、
または「チャートとCCIそれぞれの下値と下値」にトレンド
ラインを引くことです。
《ダイバージェンスを使ったトレード》
まず1分足でダイバージェンスを見つけます。
ダイバージェンスが発生したら強い売買シグナルなので
次のローソク足から5~15分の長いスパンでエントリーします。
強い売買サインと言いましても次足が何なのかは分かりません。
ですので、次足ではなく長期的に見た方が予想しやすいと思います。